お金の話

資産運用における時間の影響(時は金なり)

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時は金なり

子供の頃から聞くことの多い言葉です。

しかし、時は金なりなんて言われても、実感が湧かない言葉ですよね(笑)

自分もそうでした。

しかし、最近この言葉の重みを「目に見えて」理解することが出来ました。

時間があればお金を得られる。お金があれば時間を得られる。

時間とお金は切っても切れない関係です。

(時間とお金は相互変換出来るものと考えています)

投資による資産運用ができる期間を考えてみた

26年間資産を運用すると…

自分はもうすぐ34歳で、仮に60歳まで投資による資産を運用をすると、26年間運用できます。

では、26年間でどれだけ資産が増えるか計算してみました。

はい、いつもお世話になっております楽天積立かんたんシミュレーション様の登場です(笑)

利回り5%と仮定して、月5万円を26年間積み立てると…

月5万円を26年間積み立てた場合の資産シミュレーション

資産は約3,190万円になります!

内訳は積立元本が1,560万円、運用収益が1,630万円。

なんと、積み立てた金額と同じくらいの運用収益になります!

まさに時は金なり!…と思いますよね。

しかし、自分が気が付いた時は金なりの意味とはこの事だけではありません。

さらにその先を考えてみましょう。

38年間資産を運用すると…

仮に自分が就職したばかりの22歳で、60歳まで投資による資産運用をした場合…つまり38年間資産を運用した場合を計算してみました。

条件は先程と同じく、月5万円を38年間積み立てます。

すると…

月5万円を38年間積み立てた場合の資産シミュレーション

なんと、資産は約6,790万円になります!

内訳は積立元本が2,280万円なのに対して、運用収益は4,510万円。

運用収益が積み立てた金額の約2倍になっています!

運用収益の方が圧倒的に多いよ!

しかし、ここで注目すべきは運用収益だけではありません。

26年間積み立てた場合と比較して、資産額が倍以上になっているにも関わらず、積立期間は倍になっていないのです。

26年間で築ける資産が3,190万円ですが、倍の6,380万円にするために必要な期間は26年間×2倍=52年間ではないのです。

資産を倍にするために2倍の期間が必要どころか、1.5倍の期間すらも必要ありません。

まるで魔法だねっ!

資産運用は時間をかければかけるほど、雪だるま式に増えていくのです。

ですから、若いうちに資産形成(運用)を始めることが重要ですね。

時間がもたらす貯金への影響について

投資よりも貯金するべきという考え

自分は子供の頃から、将来に向けて貯金をするべきだと育てられましたし、周りの人達も貯金をしていました。自分は全く貯金してませんでしたが 笑

世の中の多くの方は投資による資産運用よりも貯金をしているでしょう。

それは投資はリスクがあり、貯金は安全だと思うからですね。(リスクについては、今後改めて書こうと思います)

自分自身もリスクのある投資よりも堅実な貯金の方が、間違いなく将来を安定させると思っていました。

しかし、それは間違いでした。

過去と未来のお金の価値

自動販売機で売っている飲料やコンビニで売っているアイスの価格が昔よりも明確に割高になっていると思います。

30年ほど前に自動販売機において110円で購入できていた飲料が、今では130円や140円が当たり前。(しかも内容量も減っていますよね 笑)

30年前に110円を貯金していたとして、今現在、同じ自動販売機で同じ飲料を購入できるでしょうか。

おそらく出来ないと思います。

同じことがアイスやポテトチップスにも言えます。(明らかに値上がりしている…泣)

つまり、貯金しておいたお金が、将来も同じ「価値」を持つとは限らないのです。

これは、税金を考えても理解できます。

消費税5%の時代に税抜価格100円のものを購入しようと思ったら、105円あれば購入出来ました。

現在の消費税は10%ですから、税抜価格100円のものを購入するためには110円必要です。

つまり、消費税5%の時代に105円貯金していても、消費税10%の現在では税抜価格100円のものを購入出来ないのです。(特に現在は利息が付きませんからね…)

これは昔と比較して、現在のお金の「価値」が減っていることを意味します。

お金の価値が減っているのに、額面の変わらない貯金が安全だとは言えないと思います。

貯金は立派な投資

貯金は投資とは違うと思っている方がほとんどだと思います。

しかし、過去と未来で価値が変動しているので、貯金も立派な投資です。

円で貯金をしている人は日本の通貨に投資、米ドルで貯金をしている人はアメリカの通貨に投資しているだけだ考えています。

つまり、日本の通貨の価値が上がると思っている人だけが、日本円に投資(貯金)をするべきです。

そう思っていないのならば、貯金して資産を増やそう(または資産として残そう)とするのは間違いだということになります。

時間がもたらす貯金と投資の違う未来

運用すれば雪だるま式に増える投資と価値が目減りする可能性の高い貯金。

どちらを選択するべきか考えた場合、自分は貯金により資産を増やすよりも、他のものに投資して資産を増やそうと考えました。(現在の金利を考えても、貯金では絶対に資産に増えません…むしろ減ることが予想されます 笑)

そして、資産を運用すればFIRE出来る可能性が高まります。

仮にFIRE出来なくても、貯金している未来よりは良い未来になっていると考えています。

自分自身20代の頃から、この事実に気が付いていれば人生が大きく変わっていたかもしれませんね。

前にも書きましたが正直、後悔しています(笑)

(今から夫婦で投資しても、FIREは厳しいかも? 笑)

しかし、後悔しても過ぎた時間は戻せませんので、今から可能な限り資産形成に力を入れていきたいと考えています。

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