投資信託について、誰も教えてくれない!
投資信託は損をするというのは本当?
投資信託は資産を作るために非常に大切なものですが、学校の四字熟語でも習いません(笑)
(こんなに大切なことを何故教えてくれないのか…)
投資信託って、よく「リスクがある」とか「損する!」、「破産する!」みたいなイメージありますが、そんなことはありません。
かく言う自分も、投資信託なんて、なんだか複雑な仕組みで誤魔化してる感じがするし、「信用出来ないっ!」なんて思っていたわけですが、少し調べてみたら目から鱗でした。(自分が無知でした…泣)
まぁ、ほとんどが購入してはいけない投資信託なので、信用出来ないっていうのも分からなくは無いですが…(笑)
「投資信託は損する!」というイメージは、「損をする商品を買わされていたり、損をする運用をしている」からです。
投資信託は、自分の代わりに手間のかかる資産運用をしてくれて、お金を産み出してくれるもの(マネーマシーン)です。
もちろん、投資である以上は損をすることもあります。(投資は自己責任ですからね 汗)
しかし、きちんとした投資信託を機械的に運用すれば、損する方が難しいと思います。
「何だかよく分からないものだし、怖い!」という気持ちも分かりますが、上手に付き合えば強力な味方になります。
投資(先)を信じて託す
投資信託は、文字通り「投資(先)を信じて託す」と書きます。
投資信託は、株式・債券・REIT(不動産投資)・物などに投資します。
投資をする際に、投資先を選んだり、実際の投資の手続きは全てプロがやってくれます。そして、そのプロの投資を信じて託しているのが投資信託です。
自分達はスマホをタッチして商品を購入するだけで良いのです。まるで通販で買い物をするように。
投資って何に投資しているの?と思うかも知れませんが、難しいことではありません。
これから分かりやすく説明していきます。
リスクとリターン(利益)
その前に、最も大切でありながら、最も勘違いの多いであろう「リスク」について説明したいと思います。
自分も間違えて認識してたよ 笑
投資の世界では、「リスク=損失」ではなく、「リスク=リターンの振れ幅」のことです。
どういうことかと言うと、今年10,000円投資して、来年になったら、
- 9,999~10,001円になっている
- 5,000~20,000円になっている
この場合、②の方がリスクが高い(リターンの振れ幅が大きい)ということです。
では、リスクの高い②が損するかと言えば、そうではありませんよね。
20,000円になっていれば、①よりも大きな利益を得られることになるからです。(逆に5,000円になれば、①よりも大きな損失が出ることになります。)
つまり、リスクが高いとは「リターンの変動が激しい」だけで、「リスクが高い=損失が出る」では無いのです。
よって、「リスクがある」という表現は厳密には間違いで、「リスクが高い(低い)」というのが正しいです。
投資信託は幕の内弁当やオードブルと同じ!
投資信託とは…
投資信託は幕の内弁当やオードブルと同じように、「株式・債券・REIT(不動産)・物など」の詰め合わせセットです。
しかし、一口に幕の内弁当という商品であっても、お店や価格が違えば当然中身も違ってきます。
投資信託も商品によって、投資する株式や債券の中身、それぞれの投資比率、手数料などが違うのです。
- 株式100%(主にエネルギー株に投資)
- 株式100%(主にハイテク株に投資)
- 株式50%+債券50%
- 株式40%+債券40%+REIT20%
などなど、世界中に様々な投資信託があります。
幕の内弁当でいうと、ご飯とおかずの比率だったり、おかずの中身が違うようなものですね。
投資信託の投資先
株式
投資の代名詞と言えば株式投資!…のイメージ。
主に企業が資金調達のために発行する株式を購入することによって、その会社のオーナーの1人になれます。
すると、その企業が出した利益の一部を得ることが出来るようになります。
株式は「危ない!」、「危険!」、「破産する!」という声がよく聞かれますが、それは危険な株式投資をしているからです(笑)
確かに株式は一般的にハイリスクな投資(リターンの変動が激しい)と言われています。
しかし、その分得られるリターンは大きいのです。
場合によっては、投資した金額が10倍になることもあります。
しかし、投資した金額が半分どころか、投資した会社が倒産してしまい価値が0になることもあります。
債券
国債や社債と言われる債権(債券)を買うことで利益を得られます。
債権とは借金のことです。
つまり、国や企業にお金を貸すことで、貸している間の利息を得られます。
この債券には期限が定められており、期限が到達すると貸したお金を返してもらえます。
国債は国が、社債は企業が債券を発行します。
株式と比較して、一般的にローリスクですが、その分リターンも少なくなります。
REIT(不動産)
投資家から集めた資金で不動産を購入し、高く売ったり、賃貸収入で得た利益を投資家に分配する投資信託です。
不動産投資に似ていますが、投資信託であるため、物件の管理などを行う必要はありません。
通常、不動産を購入するには、まとまった資金が必要であり、個人で不動産を購入することは難しいと思います。
しかし、投資信託という形であれば、沢山の人から資金を集めて不動産を購入することが出来ます。そして、その利益を資金を出した人達で分け合う形になります。
コモディティ(物)
物に投資をします(笑)
1番分かりやすいのは、価値の変わらないと言われている「金」ですね。
その他にも、「原油」や「穀物」など、意外と沢山の投資先があります。
(ちなみに、個人的には発行枚数の少ない硬貨やカードゲームのカードなどを集めることも投資の一部だと思っています)
マジックザギャザリング(カードゲーム)のブラックロータスってカードがあるんだけど、今では1枚1,300万円以上だよ!
(ちゃんとした)投資信託は人生の味方
投資信託は沢山の株式・債券・REIT・物などに分散投資している
投資信託は様々な株式や債券、REITなどに投資しています。
これは、「トヨタ」や「Amazon」の株式、「日本国債」などを個別に買うのとは違います。
仮に「Amazon」の株式を持っていたとしても、Amazonが倒産すればAmazonの株式の価値は無くなります。
そのため、投資信託では複数の株式や債券などに分散投資しています。
簡単に言えば、10社の株式を持っていれば、1社が倒産しても、その影響を1/10に抑えられるというわけです。
例えば、有名な投資先である米国株式S&P500へ投資する投資信託は、株式のみに投資をしています。
こう聞くと、「株式はハイリスクなのに、株式にしか投資しなくて大丈夫なの?」と思うかもしれません。
しかし、その投資先は…なんと米国の主要企業約500社になります。(もちろん、GoogleやApple、Facebook、Amazonなどの有名企業が含まれています)
単純な計算ですが、1社が倒産してもその影響は1/500(0.2%)です。
つまり、1社に投資しているよりもリターンの振れ幅が小さい(=リスクが低い)ということです。
500社がほぼ同時に倒産するなら別ですが、その他の企業が成長してくれるだけで、十分に損失を補えます。
だんもS&P500に投資しているよっ!
もし、それでも不安であれば、米国以外の株、日本や海外の債券、または国内及び海外REITなどにも投資できる投資信託を選べば良いだけです。
投資信託は心強い味方!
以前、資産運用における時間の影響についての記事でも触れましたが、きちんと運用すればとても心強い味方です。(金銭的な問題だけでなく、老後の不安が減るなどの心理的な面も含めて)
ちなみに、私が今から60歳まで月5万積み立てると、利回り5%で元本が約2倍になります。
積み立てる年数が長くなればなるほど、資産は指数関数的に増えていきます。
逆に言えば、運用期間が短いうちは資産が増えにくいんですよね。
そのため、なるべく早くから資産運用を始めることが重要です。
購入してはいけない投資信託
購入してはいけない投資信託があります。
1番分かりやすく言うと、銀行や証券会社で購入する投資信託です(笑)
窓口に相談に行くのは絶対にやめましょう(笑)
銀行員や証券マンは投資のプロではありません。
投資で食べていけるなら、わざわざ銀行や証券会社で働いて給料を貰っていません。
自分で資産を運用して食べているでしょう。
銀行員や証券マンは投資のプロではなく、「顧客に商品を買わせる」プロです。
どうやって顧客の利益を上げるかなんて考えていません。
いかに高い手数料の投資信託を買わせるかを考えています。
この手数料の中から、銀行員や証券マンの給料が出ています。
つまり、銀行員や証券マンから投資信託を買うということは、間接的に銀行員や証券マンに給料を渡していると考えれば分かりやすいかと思います。
銀行員や証券マンにお金を渡さなくても買える投資信託を買いましょう。
ここ、大切です。テストに出ます(笑)
他にも配当金を毎月分配する、利回りが高すぎる、仕組みが複雑、各種手数料が高い投資信託などは購入しないようにしましょう。
ちなみに、日本の投資信託の約98~99%は購入してはいけない投資信託だと思ってください(笑)
(投資してはいけない投資信託が多すぎて、損するイメージなのかもしれませんね)
まとめ
- 投資信託はお金を産み出してくれるマネーマシーン
- 「リスク=リターンの振れ幅の大きさ」であり、損をするかどうかは別問題
- 投資信託はの中身は株式や債権、REITなどの詰め合わせセット!(幕の内弁当と同じ)
- 投資信託は株式や債権、REITなどに分散投資している
- 購入してはいけない投資信託があることに注意!
- 投資信託は上手に付き合えば心強い味方(投資は自己責任だけどね 笑)
(今日の一言)
マッチングアプリの運営会社の株を買ってたんだけど、マツコの知らない世界で、そのアプリが放送されてたよ。
株価は上がらなかったけど(笑)