最強の投資詐欺
投資の世界には様々な詐欺があります。
その中で、最も有名なものにポンジスキームと呼ばれる詐欺があります。
なぜ「ポンジ」スキームという名前なのかというと過去にチャールズ・ポンジという人が考えた投資詐欺だからです。
自分の名前がそのまま詐欺の名称になるなんて凄いですよね。(名誉なのか不名誉なのか…)
ポンジスキームは現代でも十分に通用する詐欺の手法で、金融リテラシーが低いと簡単に引っかかると思います。
十分に気を付けてください。
ポンジスキームとはどんな詐欺?
簡単にいうと高利回りを餌に投資を募る詐欺です。
例えば、「投資額の5%の配当金を毎月振り込む」といったようなものです。
そして投資すると、次の月にちゃんと投資額の5%の配当金が振り込まれます。
実際に5%の配当金が振り込まれてくるため、投資家はどんどんお金を出資します。
そして、投資額が最高潮に達した時に、詐欺師がお金と共に消えます。
ポンジスキームで、なぜ配当金の支払いが出来るのか。
当たり前ですが、月利5%で運用しているわけではありません。
答えは簡単で投資家から集めた元本の中から支払っているだけです。
要は元本から配当金として5%を支払うことで、高利回りの投資案件と見せかけています。
そして、十分なお金が集まった時点で消えるというわけですね。
実際に配当金が支払われる点がポイントです。
配当金が支払われるため詐欺だと疑うことが無くなり、どんどん投資してしまいます。
恐ろしい詐欺ですね…。
相場を知ることが大切
ポンジスキームだけではなく、投資詐欺に引っかからないためには、利回りの相場を知ることが大切ですね。
高リターンである株式の利回りは平均4~7%です。
世界最高の投資家と呼ばれているウォーレン・バフェット氏でも利回り20%程となっています。
年利60%(月利5%)で運用するなんて、普通に考えてあり得ないですよね。(貯金が毎年1.6倍になるなら飛びついてしまうかも 笑)
相場を知っておくことで、相場からかけ離れた利回りである投資案件に対して詐欺を疑うことが出来ます。
相場を知るって大切ですね。
投資の世界には詐欺が多いみたいだから注意しないとね!