資産と負債の違い?
「土地や建物は資産で、借金は負債」と、大人になるまでに様々な場面で聞いてきました。
そのため、若いうちにマイホーム建てて、なるべく借金をしない生活が最も豊かになれると。この歳になるまでそう思っていました。
しかし、その考えは正しくもあり、間違ってもいます。
資産の考え方
資産
資産とはプラスのキャッシュフローが発生するもの。
プラスのキャッシュフローとは買ったときの価格よりも高く売れるもの、または将来にわたって利益を発生させるもの。
(株式、レアな時計やスニーカーなど)
賃貸住宅は人に貸すことで家賃収入が入る。つまり、プラスのキャッシュフローを発生させるため、資産になることがある。
しかし、マイホームの場合にはプラスのキャッシュフローは発生しにくい。つまり、資産になりにくい。(これについては後述)
借金をしてはいけない?
借金自体は負債だけど、その借金が実質的にプラスのキャッシフローを発生させることもある。
例えば金利1%で借金して、3%のリターンを得られる資産を買えば2%分プラスのキャッシフローとなる。
また、借金をして企業し、利益を出していけば、これもまた借金したことに起因するプラスのキャッシフローとなる。
借金は負債だからといって、一概に借金をしてはいけないということでは無いんだねっ!
と言っても、考え無しにする借金は完全に負債だよ!
負債の考え方
負債
負債とは購入時の金額以下でしか売却出来ないものやお金を払い続けるものなど、マイナスのキャッシフローを発生させるもの。
(カードローン、リボ払い、マイホームなど)
マイホームはローンが終われば資産?
マイホームはローンを払い終えれば資産と思われがちだけれど、マイホームは購入した金額以上で売却出来ない。
3,000万円でマイホームを購入した直後に売却の査定をしても3,000万円の値はつかない。
つまり、3,000万円支払って、3,000万円以下の物件を購入したことになる。これは資産を購入したことにならない。
しかも、保有しているだけで税金や保険料、修繕費など、将来に渡ってマイナスのキャッシフローが発生し続ける。
住み続ければリフォーム代などもかかるし、マイホームにかけたお金を将来回収できる可能性は低い。
つまりは負債となる可能性が高い。
資産を優先的に買おう!
負債になるものばかりを購入していくと、マイナスのキャッシフローの発生によって、どんどんお金が減っていくことになる。
負債になるものを買っても良いけど、可能なら資産になるものに対して優先的にお金を使う方が良い。
そして資産はプラスのキャッシュフローを生んでくれる。
そして、資産が生んでくれたお金を使って、さらに多くの資産を買うことが出来るようになる。
プラスのキャッシフローを発生させるもの(=資産)が沢山あれば、だんだん生活が豊かになっていくよ!
これがゆっくりお金持ちになる秘訣だねっ!