配当目的の投資
資産運用を始めて半年以上が経過しました。
その間は投資信託でキャピタルゲイン(値上がり益)のみを狙った投資をしてきました。
当初は50歳付近から配当狙いの投資を始める予定でしたが、ここで少し方針を変更して、配当狙いの投資も併用することにしました。
配当狙いの投資目的は以下のとおりです。
- 暴落時の精神的安定のため
- 日々の生活を楽にするため
- 長期投資を続けるため
- 投資経験を積むため
投資方針変更のきっかけ
当初の計画では投資信託で資産を運用して、FIREの目処がたったら投資信託の一部を高配当ETFに切り替えていき、将来はETFからの配当金+投資信託を4%ルールに従って取り崩していく予定でした。
しかし最近、妻の体調が優れないことも多いため、健康なうちにお金を使っていくことも必要だと考えました。
それと併せて、妻に投資による効果を実感してもらいたいという狙いもあります。
と言うのも、妻に聞くと「口座の数字は増えているけど、実感は無い」とのこと。そのために資産を買うとはどういうことなのかを理解しにくいとのことです。
よし!それならば、実際に「資産の価値を減らさずに、お金を使う」ということを体験してもらおうと思いました!
配当狙いのメリット・デメリット
配当金を受け取るということは、その都度課税されるために再投資した場合と比較して資産形成の速度は低くなります。
しかし、多くのメリットもあります。
長期投資になりやすい
配当狙いのため、暴落しても配当への影響は少ない。商品を保有し続ければ価格は回復するため、値上がり益を狙った資産運用と比較して価格の下落は限定的です。
同様の理由で暴落時に狼狽売りをしにくいため、長期投資になりやすいです。
生活が楽になっていく実感がある
これが1番の理由でしょうか。値上がり益狙いの場合には資産は増えていきますが、生活が楽になるわけではありません。
それどころか暴落していても投資を続けていかなくてはなりません。
配当狙いの投資では定期的に配当金が入り、それが徐々に増えていくため投資の効果を実感できます。(あ、これも長期投資に繋がりやすいですね)
取り崩す必要が無い
老後などの資産の取り崩し時期が来ても、持ち続けるだけでお金を生み出し続けてくれます。
株や投資信託は買い時よりも売り時の方が難しいのですが、配当狙いの投資の場合には、いつ売却するかを考えなくて良いんですよね。購入した商品をそのまま保有し続ければ良いだけです。
購入した商品
では、実際に何を購入するかですが、個別株で痛い目を見ている今日この頃です。
なるべく分散投資した上で配当を狙いたいと考えました。
しかし、個別株を沢山買って分散投資しても良いのですが、資金には限りがあります。ここはやはりETFしかないですね…。
ということで、ありきたりですが、ETFをいくつか買ってみました。
購入したETFは以下のとおりです。
- ETF名
<ティッカーシンボル>
(利回り)
- バンガード 米国高配当株式ETF
<ティッカーシンボル:VYM>
(2.8%) - iシェアーズコア 米国高配当株ETF
<ティッカーシンボル:HDV>
(3.6%) - SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
<ティッカーシンボル:SPYD>
(4.5%) - バンガード 米国増配株式ETF
<ティッカーシンボル:VIG>
(1.5%) - バンガード 米国グロースETF
<ティッカーシンボル:VUG>
(0.64%)
はい、適当に20万円ずつくらい買ってみました。
はっきり言ってVUGは配当がほとんど出ないので不要でしたが、同じ日に購入して比較したかったため、試しに買ってみました。
今後の運用方針
間違いなく今後も運用方針がコロコロ変わっていくと思います。
理由としては、株や投資信託だけじゃなく、金への投資や貯金も含めた総合的な資産運用を考えているからです。
運用手法が固まるまでは運用方針を柔軟に変更していき、結果として自分に合う運用方針を決めていければと思います。
実は今のタイミングでのETFへの投資は若干後悔しております。投資のタイミングは今じゃなかったかなと…。
ですが、失敗は運用額が少ないうちにしておくに越したことはありません。
資産の小さなうちに失敗を積み重ねて成長できればと思います。
(将来運用額が大きくなった時に失敗しなければいいだけなので 笑)