一部で話題のバンクシーって誰?展に行ってきた。
バンクシーって作品の発想がおもしろい。
例えば有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を描いたもの。
耳飾りの部分が警報装置になってる(笑)
警報装置があるところに描いたそうで、こういう遊び心がいい。
アートに興味のない私が少し興味が湧いたのは、バンクシーの風刺画の意味(皮肉)が面白いから。
私の1番のお気に入りはこれ。
イスラエル軍のガザ侵攻によって瓦礫となった町で、残っていた建物の壁に描いたもの。そして、子猫が遊んでいる毬は鉄くず。
地元住民から「どういう意味なんだ?」と聞かれた際に、「破壊されたガザよりも子猫の写真の方が見られている」と答えたそうです。
この絵は、ガザ地区の悲惨な状況よりも陽気な子猫の写真の方がネット上で見られているという現実を皮肉ったもの。
この他にも、ロックオンされて防弾チョッキを着ている鳩や、移民に対して催涙ガスを使用している証拠映像をQRコードとしてアート中に埋め込むなど、面白い発想が沢山詰まっていた。
美術館などに興味のない妻も珍しく「おもしろい!」と喜んでたので、また機会があれば見に行きたい。
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