つみたてNISAで何を購入するべきか
つみたてNISAをやってみようかなと思って口座を解説したけれど、どの投資信託を購入したらいいか分からないという方もいると思います。
個人的におすすめできる投資信託を紹介します。
おすすめ投資信託2020(eMAXSIS slimシリーズ)
eMAXSIS slimシリーズ
三菱UFJ国際投信のeMAXSIS slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」です。
取扱い販売会社はこちらこちら。楽天証券でもSBI証券でも購入できます。
eMAXSIS slimシリーズは、将来も運用管理費用を引き下げてくれる可能性があるため、おすすめです。
(実際に過去に運用管理費用の引き下げが行われており、信頼できる投資信託だと思います)
運用管理費用は毎年かかる費用なので、なるべく低い運用管理費用の投資信託を購入したいですね。
eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)
アメリカを代表する株価指数であるS&P500に連動する時価総額加重平均型の投資信託です。
- 購入時手数料
- なし
- 運用管理費用
- 年率0.0968%(税抜 年率0.0880%)以内
- 純資産総額
- 約1,500億円
eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)は、投資信託の中でも1位2位を争う人気商品です。
S&P(スタンダード&プアーズ)500とは…
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(会社)が算出している指数で、アメリカ主要企業500社の株価指数です。
世界的には有名な指数ですが、日本では馴染みが無いですね。
日本で言えば、TOPIX(トピックス)みたいなものです。
時価総額加重平均型とは…
企業の時価総額に応じて株式を保有することです。
簡単に言えば、価値ある企業の株式ほど沢山保有するようにして、価値の低い企業の株式はあまり保有しないということです。
これにより、価値の高い企業の株価の影響が強くなります。
(S&P500は500社に分散投資するため、1社あたりの保有比率はそんなに高くありません)
eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)をおすすめする理由
企業の時価総額を国別に見ると、世界の50%以上が米国企業になります。
だから、アメリカが世界経済の中心と言われているのですね。(初めて知りました 笑)
世界の国々がアメリカの動向を気にしている理由がわかります。
そんなアメリカの経済成長は、ずっと右肩上がりの状態です。
今後もアメリカ経済が今の成長率を維持し続けるとは思いませんが、投資したくなる理由がもう1つあります。
アメリカは先進国の中でも人口が増え続けている国です。
そして、これからも人口が増え続けていくと予想されているため、経済が縮小しにくいと考えられます。
日本のように少子化により人口が減少していく国よりは、増えていく国に投資した方がいいですね。
- アメリカは長期的に右肩上がりの成長を続けている
- 世界全体を見た場合のアメリカ株の比率は50%以上
- 将来の人口増加が見込める
ちなみに、自分はつみたてNISA口座と特定口座でeMAXSIS slim 米国株式(S&P500)を購入しています。
eMAXSIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界の株価指数であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動する時価総額加重平均型の投資信託です。
- 購入時手数料
- なし
- 運用管理費用
- 年率0.1144%(税抜 年率0.104%)以内
- 純資産総額
- 約450億円
eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)はアメリカだけに投資する投資信託でしたが、eMAXSIS slim 全世界株式(オール・カントリー)は、これ1つで世界中の株式に投資できます。
eMAXSIS slim 全世界株式(オール・カントリー)をおすすめする理由
個人的には投資初心者は、これだけで良いと思っています。
また、アメリカだけに投資するのは不安があるという方に、おすすめの投資信託です。
アメリカ経済が低迷しても世界中に投資しておけば、無難なリターンを得ることができます。
- これ1つで世界中に分散投資出来る
- 長期的に無難なリターンを狙える
- 1つの国だけに投資するのが不安な人にオススメ
特につみたてNISA口座で購入する場合には、eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)と並んでおすすめです。
個人的には、10年後くらいから積み立てを開始しようと思っている投資信託です。
eMAXSISシリーズの注意点
同じeMAXSISシリーズでも、eMAXSIS slimとeMAXSISは別物です!
投資先は同じですが、eMAXSIS slimよりもeMAXSISの方が運用管理費用が高いため、注意しましょう。
同じ全世界株式への投資であるため運用成績は同じなのに、
- eMAXSIS slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 運用管理費用:年率0.1144%
- 信託財産留保額:なし
- eMAXSIS 全世界株式インデックス
- 運用管理費用:年率0.66%
- 信託財産留保額:0.05%
となっています。
同じMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資信託なのに、運用管理費用の差が約6倍…なぜこのようなことに…(笑)
しかも、eMAXSIS 全世界株式インデックスは信託財産留保額(解約時手数料)が0.05%かかります。
名称が似ているため、間違えて購入しないようにしましょう。
個人的に購入している投資信託
私が購入しているeMAXSIS slimシリーズは、eMAXSIS slim 米国株式(S&P500)ですが、妻はeMAXSIS slim 先進国株式になります。
妻にはeMAXSIS slim 全世界株式(オール・カントリー)を勧めたのですが、先進国に投資したいとのことでeMAXSIS slim 先進国株式に投資をしています。
eMAXSIS slim 先進国株式もとても良い商品であり、何よりも「自分の信じるものに投資する」ことが大切だと思います。
つみたてNISAは、「投資し続ける」ことが大切であり、途中で売るようなことはしないほうが良いです。
それには「自分が信じて持ち続けられる商品を購入する」のが1番です。